シロアリ対策について

亜熱帯地域に位置する沖縄では1年を通してシロアリは活発に活動しています。
主にはイエシロアリ、ヤマトシロアリの2種類。彼らは地中に巨大な巣を作り、働きアリはせっせと食料になる木材を運びます。そのテリトリーは巣を中心に50mとも言われます。
迷惑なシロアリですが、自然サイクルにとって非常に大切な生き物であり、もしいなくなってしまうと役割を終えた木々は堆積し分解が遅れてそこら中が鬱蒼たるゴミの山になってしまいます。
また彼らは嗜好性のある生き物で美味しい木材ほどよく食べます、美味しい木材と不味い木材が並んで置いてあると間違いなく美味しい木材を先に食べてしまいます。一夜のうちに地面から土台まで蟻道を作り建物の内部に入り込みます、まさにあっという間です。

この厄介なシロアリから住宅を守るにはどうしたらいいでしょうか。

答えはホウ酸です
ホウ酸は自然界に存在する人体に影響の少ない無機物です。常温では揮発蒸発しないのでシックハウスやアレルギーの原因にはなりません。人や家畜のような腎臓を持っている動物はホウ酸は体外に排出できますが、腎臓を持たないゴキブリとかシロアリ、腐朽菌は細胞レベルでエネルギー代謝ができなくなり微量の摂取で死んでしまいます。
つまりホウ酸を加圧注入処理して内部までしっかり満たした木材はシロアリ、不朽菌を寄せ付けない最強の木材と言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA