施工事例・集合住宅

高層・大規模木造建築物の可能性

CO2削減のために近年木構造が着目されております。そして日本でも木構造による14階建て高層建築物も可能となっております。
高層化は消防法と不可分で準耐火構造物としては現行の建築基準法では3階まででしたが近年新基準(防耐火基準)で4階建の木造共同住宅が建設されております。

私たちは沖縄において初めての3階建木造共同住宅を沖縄市に設計しました。
ワンフロアー3戸の3階建、計9戸の集合住宅です。
RC造よりは安く工期も短縮できる可能性を示唆しました。

もっとも重要な問題は火災時の安全が確かめられることです。 木造でも構造体が火災時でも避難の間十分持ち堪えられる必要があります。ツーバイフォー工法はファイヤーストップと言って火災時に火が壁・天井裏を走りにくい構造になっており、これが火災時に高層建築物にも非常に有効であることがわかっております。

もう一つ、なぜ鉄筋コンクリートあるいは鉄骨構造物が高層建築物が可能であるかというと明快に構造解析ができるということです。地震時、台風時における力の流れを計算することができ部材の大きさ、内容を決定できるのです。これと同じようにツーバイフォー建築物も構造解析ができるのです。
これからは木造の大規模建築物を目にすることが多くなると思います。

北米では枠組壁工法による大規模集合住宅(6階立て、100戸ほどのユニット)が建設されています。
防火構造に有利でしかも構造解析のできる枠組壁工法ならではの事例です。
人工地盤としての地階に大規模駐車場を設け6階をペントハウスに仕上げるバライティー豊かな計画でとても魅力的なプロジェクトです。

カナダで建設中の木造集合住宅(コンドミニアム)

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